世にも奇妙な物語~映画監督編~箱感想、ストーリーネタバレ、2015年秋11月
こちらは2015年11月28日土曜日21時フジテレビで放送された世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~映画監督編~箱のストーリーのネタバレや感想となっております。
先週の〜傑作復活編〜は過去作品から視聴者による人気投票からリメイク作品が放送されました。
ストーリーや感想はこちらです。
今回の~映画監督編~は、邦画界を背負う人気監督と豪華キャストの組み合わせから生まれる新エピソードを放送しました。
1話目 「箱」(監督:佐藤嗣麻子、主演:竹内結子)
主人公は研究者として仕事をしていましたがいきなり背後から何者かに襲われます。
目が覚めると箱に閉じ込められ、身動きがとれない主人公。
動揺しながらも警察に電話し場所がわからないため逆探知のお願いをします。
その間にも携帯の電池がなくなり切羽詰まった様子。
しばらくすると箱が動きだし、そのことを警察に伝えますがなかなか場所を特定できません。
いきなりパイプオルガンの音が聞こえ驚く主人公。そのことを警察に言い警官をその場所と思われるところに向かわせますがそこに主人公はいませんでした。
警察はいたずらの可能性も考え1度警官の捜査をやめてしまいます。また気づいたことがあったら電話するようにと・・・
そこで思考錯誤し携帯のパスワードの解除に成功します。しかし友達や彼氏に電話しますがなかなか繋がらず、その間にも電池がなくなっていきます。
突然、現実世界に話は戻ります。
主人公は何者かに殴られたことは事実でした。しかしそこから意識が覚めない主人公。
今まであったことは植物人間である主人公の脳内だったのです。
植物人間となった主人公は永遠とその箱の中から抜け出せることはできませんでした。
こちらは「アンフェア」シリーズを手がけた佐藤嗣麻子監督となっております。
箱の中と主人公しか映らない映像となっており女優の演技がかなり出来を左右するものでした。しかし竹内結子さんの演技が危機迫るものがあり素晴らしい出来となっております。
恐怖で動揺するシーン。警察の無能さに苛立ち発狂するシーン。彼氏に助けを求め涙するシーン。すべて見応えあります。
しかしまさか植物人間の思考の中だったとは・・・
これと似たようなものに乙一という作者の失はれる物語という本に似たようなものがあります。
こちらも後味悪いものとでした。
世にも奇妙な物語~映画監督編~幸せを運ぶ眼鏡感想、ストーリーネタバレ、2015年秋11月
こちらは2015年11月28日土曜日21時フジテレビで放送された世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~映画監督編~幸せを運ぶ眼鏡のストーリーのネタバレや感想となっております。
先週の〜傑作復活編〜は過去作品から視聴者による人気投票からリメイク作品が放送されました。
ストーリーや感想はこちらです。
今回の~映画監督編~は、邦画界を背負う人気監督と豪華キャストの組み合わせから生まれる新エピソードを放送しました。
2話目 「幸せを運ぶ眼鏡」(監督:本広克行、主演:妻夫木聡)
独身、彼女なしの主人公は友達に促され出会い系サイトに登録します。
そこに特殊な機能を持つ眼鏡、「ウェアラブルライフサポーター」が届きます。
その眼鏡をかけるだけで主人公は必要な情報を他の人間に悟られることなく教えてもらえます。
まずは彼女(山本美月)をゲットするために眼鏡を利用するのでした。
美術館にデートに行くがなにもわからない主人公。しかしメガネにその絵画の情報を教えてもらえます。
その情報を披露すると共感してくれる彼女。
次はレストランで人が倒れ人命救助する主人公。
もちろんこれもメガネの力。彼女は主人公に惹かれていきます。
それからというものファッション、仕事でのプレゼン、おすすめの車までメガネにおすすめされるものはすべて実行に移し成功していきます。
ついに彼女にプロポーズにしようと思ったその時、メガネの充電が途切れます。
充電する間彼女を家でまたせ、デザートを買ってくる主人公。
帰ってきてメガネの充電が終わりいざ告白しようとするが彼女にメガネの存在がばれてしまいます。
メガネじゃなくてありのままに伝えてほしかったという彼女。
それに目が覚めた主人公はメガネを壊し、彼女に謝ります。
しかし彼女は家から出て行ってしまいました。
後日、彼女ともう一度会い自分の言葉でプロポーズした主人公。
それに感銘した彼女はプロポーズを引き受けます。
と思った矢先メガネのときと同じ声が聞こえました。実は主人公はメガネではなく新たにその機能がついたコンタクトを購入していたのです。
これは特殊なメガネとコンタクトを開発した会社のPR活動となっていました。
主人公は会社に550万支払い、美しい奥さんを手にしました。
こちらは「踊る大捜査線」シリーズを手掛けた本広克行監督となっております。
これはまさに自分にうってつけのメガネなので早く販売してほしいです。
そのメガネにおすすめされることがすべて最良のことなら、アマゾンの評価全部鵜呑みにして購入してる自分はそれに従ってしまいます。
ただ自分で思考することをやめたらどうなるのでしょう。一生そのコンタクトがあるから大丈夫なのでしょうか。面白くない人生になるかもしれません。
それに550万で山本美月さんを手に入れるとなるといろいろ問題あるでしょう。
しかし私は即決で買います。
開発会社には投資させていただきます。
世にも奇妙な物語~映画監督編~事故物件感想、ストーリーネタバレ、2015年秋11月
こちらは2015年11月28日土曜日21時フジテレビで放送された世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~映画監督編~事故物件のストーリーのネタバレや感想となっております。
先週の〜傑作復活編〜は過去作品から視聴者による人気投票からリメイク作品が放送されました。
ストーリーや感想はこちらです。
今回の~映画監督編~は、邦画界を背負う人気監督と豪華キャストの組み合わせから生まれる新エピソードを放送しました。
3話目「事故物件」(監督:中田秀夫、主演:中谷美紀)
主人公は娘と新しい部屋に引っ越したばかり。しかし急に娘が急に苦しんだり無言電話があったり、部屋に髪の長いお化けがいたり。
娘が騒ぎ出したと思ったら幽霊の声が・・・
どうもそこはいわくつきの事故物件らしい
異変続きに主人公は不動産にもかけあうも門前払い。
今度は娘の腕に発疹があらわれ出します。
別居中の夫が部屋を訪れ、火事のことを話しますが主人公はなにもわかっていない様子
家に戻ると娘はおらず、なぜかここで主人公の分身がいます。
分身曰くお前が殺したんだ、とだけ言い残し消えます。
次の日家には娘だけおり、主人公は看護の仕事に出かけます。しかし火事で娘はなくなってしまいました。
そのとき幽霊の「あんたのせいよ」とこだまして聞こえてきます。
しばらくたち主人公は昔のビデオをみて娘のことを思い出していました。
そこで主人公は娘への思いを断ち切ることができ、幽霊であった娘は見えなくなりました。
こちらは「リング」シリーズを手掛けた中田秀夫監督となっております。
もう絶叫絶叫絶叫ごめんなさい。自分は死ぬほど怖くてみたくありませんでした。しかしこの記事を書くために死にものぐるいでみたので認めてください。
まさにホラー映画を手掛けた監督が得意とするものでしょう。
序盤からめちゃくちゃ怖くて徐々に追いつめられて怖くなっていきます。
もういっそのこといきなり驚かすタイプのほうがまだマシです。
娘が幽霊だったというのは結構序盤で気づきます。
しかし最後のほうは怖いのがくるかと思いきや、娘の思いを断ち切った主人公は二度と娘を見ることはなくハッピーエンドになったのが感動と同時に意外でした。
こういったホラーの終わり方もいいですね。
世にも奇妙な物語~映画監督編~バツ感想、ストーリーネタバレ、2015年秋11月
こちらは2015年11月28日土曜日21時フジテレビで放送された世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~映画監督編~バツのストーリーのネタバレや感想となっております。
先週の〜傑作復活編〜は過去作品から視聴者による人気投票からリメイク作品が放送されました。
ストーリーや感想はこちらです。
今回の~映画監督編~は、邦画界を背負う人気監督と豪華キャストの組み合わせから生まれる新エピソードを放送しました。
4話目「バツ」(監督:山崎貴、主演:阿部サダヲ)
主人公は情に流されない生粋の銀行員。土下座までした会社の社長への融資をストップしてしまいます。
ある日突然、バツ印が額にできそのことを妻に言いますが、妻は全く見えません。娘や会社の人にも見えず病院を勧められます。
そこで病院でCTスキャンをとってもらうが異常はありません。
そのとき同じバツ印ができている男に会い意気投合してしまいます。
その男の父親も生前バツ印に悩まされておりました。そのあとその父親はなくなったそうです。
一つの仮説として死ぬ前に表れるのではないか。と男は考えましたが主人公は否定します。
ある日テレビに政治家が映っておりはっきりとバツ印があります。確かめるべく前あった男に確認を取ろうとしますがその男は亡くなっていました。
近いうちに主人公は死ぬことを確信します。
自分に保険をかけ覚悟を決めます。最初に土下座した社長の会社に融資することにもしました。
その帰り道、電車に乗っている人、駅の人、町の人すべての人に突然額にバツがついていることに気づきます。
混乱した主人公は家に帰りニュースをみます。
するとアバル出血熱という病気が流行し、政府の人間が大丈夫ですと国民を安心させようとしますが、その政府の人間にもバツがついています。
自分だけでなく世界が滅ぶと確信した主人公でした。
こちら「永遠の0」を手がけた山崎貴監督となっております。
最初はなんの印かわからないものでしたがやはり不吉なものでした。ただ交通事故でいきなり死ぬよりは自分の死ぬ時期が近いということがわかり、やり残したことができるこっちのほうがマシなんじゃないか?と感じました。
しかし死ぬことがわかるとマンガのイキガミでもあった通り犯罪に走る人が多くなる可能性もありますので一概にはいいと言えませんね。
また政府が大丈夫ですと国民に安全を促しますが実際は危険な状態でした。
これは東日本大震災のときの原発のときの政府の対応が思い出される内容です。
いい皮肉り方でした。
世にも奇妙な物語~映画監督編~嘘が生まれた日感想、ストーリーネタバレ、2015年秋11月
こちらは2015年11月28日土曜日21時フジテレビで放送された世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~映画監督編~嘘が生まれた日のストーリーのネタバレや感想となっております。
先週の〜傑作復活編〜は過去作品から視聴者による人気投票からリメイク作品が放送されました。
ストーリーや感想はこちらです。
今回の~映画監督編~は、邦画界を背負う人気監督と豪華キャストの組み合わせから生まれる新エピソードを放送しました。
5話目 「嘘が生まれた日」(監督:清水崇、主演:満島真之介)
こちらは嘘がない世界。人は嘘をつくことができず、正直者の世界です。
思ったことはすべて言葉にだす。謝罪会見を開くも開き直り会見となってしまい、友人にも相手の恋人と浮気したことを自分からばらす始末。
あるとき主人公はサイフを拾い持って帰ろうとしましたが、警官に見つかってしまいます。
署まで連行されるところでしたが主人公はこれは自分の物だ!と主張し嘘をつけることに気づいてしまいます。
この世界での嘘は能力として扱われます。
嘘を言えるのは主人公だけでしたが、友達2人にこの能力を教えいろいろな悪巧みを考えます。
料理屋でたらふく食べた後にお会計を払ったと嘘をついたり、ナンパするときも世界で1番かわいいと言われた女性はそんなこと言われたことないとメロメロ。
そこで3人が考えたのは幸せになれる水と嘘をついて売ること。これがバカのように売れ、3人は大金持ちになります。
しかし幸せになれないと客から苦情が殺到。
そこで水を飲んで5年経たないと効果が出ないとまた嘘に嘘を重ねます。
客は納得して帰っていきますが1人の女の子は水を飲んだのに母親が亡くなり、最初から言ってほしかったとのこと。
主人公は目が覚め水の商売をやめようと言い出し、ここで仲間割れが始まります。
主人公は先ほどの女の子のところに行き、今までの事情を女の子のおばあちゃんに聞くと女の子はお年玉などを使いお水を買っていたとのことでした。
自分の母親も亡くなったことと重なり主人公は意気消沈してしまいます。
そこで主人公は女の子に会い嘘をつきます。
女の子の母親に会ったことがあり、君のことを愛していたと。
女の子は泣きながらも納得して帰っていきました。
主人公は警察に事情を話し罪を償います。
その話は瞬く間に広まり、いつのまにか嘘がつける世界となっていました。
最初の友人達とも仲直りします。
多くの嘘でたくさんの人を傷つけましたが幸せにする嘘もあるかもしれないことに気付いた主人公でした。
こちらは「呪怨」シリーズを手掛けた清水崇監督となっております。
嘘がない世界という世界観が素晴らしくその嘘から始まるずる賢い主人公。自分なら女湯に入って堂々と女を宣言するでしょう。アイムウーマン!
また堀北真希に近づきあなたはあの男ではなく、私と結婚していると洗脳するでしょう。うーん最後感動で終わったのになんという下心の塊
先週と同じく最後は感動するお話となりました。原作(ウソキヅキというジャンプ読み切りマンガ)では学校の先生とのバトルものとなっておりましたが、だいぶ変わっております。
ついていい嘘というのは難しいです。見ていて嘘まみれの自分が恥ずかしくなります。
終わりに
今回の世にも奇妙な物語はどうだったでしょうか。非常に楽しめるものでした。
ここ数年は春と秋の放送が多かったですが今回は少し遅めの放送となりました。次回は春ごろだと思われます。